2026/27 横浜F・マリノス新体制発表会に出席した(左から)鈴木健仁スポーティングダイレクター、スティーブ・コリカ監督、芦澤俊介代表取締役社長【写真:©1992 Y.MARINOS】
横浜F・マリノスは7月2日、横浜市内で2026/27シーズンの新体制発表会を開催した。クラブは先月、オーストラリア1部リーグで8シーズンに6つのタイトルを獲得した実績を持つスティーブ・コリカ監督を新指揮官に迎えた。昨季は明治安田J1百年構想リーグ13位と苦戦した中、新監督は「攻撃でも守備でもアグレッシブに戦う」とクラブ再建への決意を表明。チームは3日に始動し、8月開幕の新シーズンへ本格的な準備をスタートさせる。
「興奮するサッカーを皆さんにお見せしたい」
新体制発表会には芦澤俊介代表取締役社長、スティーブ・コリカ監督、鈴木健仁スポーティングダイレクター(SD)が登壇し、2026/27シーズンに向けたクラブ方針やチーム方針、チーム編成・強化方針について説明した。
芦澤社長は、6月に執行役員副社長に就任して以降、「横浜F・マリノスは単なるスポーツチームではなく、日本サッカー、Jリーグの歴史の中でも特別な価値と責任を持つクラブ」と改めて認識したと語り、2029年のFIFAクラブワールドカップ出場を目標に「競技、事業、組織それぞれの面においてさらなる進化が求められる」と述べた。
鈴木SDは「強いF・マリノスを取り戻すために非常に重要なシーズン」と位置付け、新監督にコリカ氏を招聘した理由について、「8年間で6つのタイトルを獲得した勝ち方を知る指揮官。卓越した組織構築力と勝負強さは現在のマリノスに必要」と説明。チーム目標にはACL(AFCチャンピオンズリーグ)出場権獲得を掲げた。
コリカ監督は「マリノスは日本を代表するとても大きなクラブ。このような機会をいただけて光栄」とあいさつ。
「ボールを保持するだけでなく前へアグレッシブに推進し、守備でも後ろに引くつもりはまったくない。攻撃でも守備でもアグレッシブに戦い、強固な組織をつくり、興奮するサッカーを皆さんにお見せしたい」と、自身の目指すスタイルを語った。
また、「まずはACLを目指すが、やる以上はタイトルを目指していく」と力を込めた。
チーム編成では、鹿島アントラーズからMF知念慶、浦和レッズからFW二田理央、スペイン1部ジローナからGKルベン・ブランコが加入。鈴木SDは「既存選手のベースアップを図りながら、課題だったポジションを補強した」と編成方針を説明した。
新シーズンへ向けたチームはあす3日から始動する。
(取材・文:竹中愛美)
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