北中米W杯から帰国し、会見に臨んだ森保一監督【写真:編集部】
日本サッカー協会(JFA)は7月2日、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)を終えた日本代表の帰国会見を都内で開いた。決勝トーナメント1回戦でブラジル代表に敗れ、ベスト32で大会を終えた森保一監督は、「未来は必ず世界一を獲れる」と日本サッカーへの確かな手応えを口にする一方、ブラジル戦で浮き彫りになった課題にも言及した。
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「もっと日本の活力になる試合を、勝利をお届けしたかった」
ブラジル代表に1-2で敗れた決勝トーナメント1回戦から2日。帰国した森保一監督は、まず大会を振り返り、自身の采配への悔しさを率直に口にした。
「ブラジルに負けてしまった試合を振り返ったときに、采配でチームを勝利に導くことができたかなと考えると、本当に悔しい思いがあります」
一方で、大会期間中には日本だけでなく海外でも日本代表への声援を強く感じたという。
「今回感じたのは、日本代表のユニホームを着てくれている外国人がめちゃくちゃ多かったことです。日本人だけでなく、世界で応援してくださった皆さんに『ありがとうございます』と伝えたいです」
さらに、「もっと勝って、日本人が誇りや自信を持ち、前に進むこと。何よりも、サッカーで日常の活力になりたいといつも思っているので、もっと日本の活力になる試合を、勝利をお届けしたかったなという気持ちでいます」と無念さもにじませた。
大会で得た成果について問われると、森保監督は日本サッカーの成長に確かな手応えを示した。
「グループリーグ3試合、そしてワールドカップ(W杯)で5回優勝している世界のトップオブトップの国(ブラジル)と真剣勝負の戦いができたことで、日本サッカーが積み上げてきたものは世界の戦いで十分渡り合っていけるという手応えをたくさん感じました」
その上で、悲願のW杯優勝も決して夢物語ではないと語る。
「この成長をしっかり続けていけば、未来は必ず世界一を獲れる、そういう日が来ることを戦いの中で感じることができました」
ただ、ブラジル戦では世界最高峰との差も痛感した。
「スコアは僅差でしたし、戦えた部分もありましたが、まだまだ個の部分であったり、チームの戦術であったり、上げていかなければいけないということも学べました」
ベスト32という結果に終わった一方で、世界の強豪と渡り合えるだけの土台が築かれていることも実感した今大会。森保監督は、その手応えと課題の両方を次の4年間へつなげていく考えを示した。
また、自身の今後については「少し休んで、そこから大会の振り返りをしっかりとしなければいけないかなと思っています、今決まっているのはそこまでです」と話し、まずは北中米W杯を総括する考えを明かした。
(取材・文:竹中愛美)
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【了】
