サッカーでは様々な記録がある。
例えば、サッカー日本代表の歴代キャップ数(出場数)という記録。国際Aマッチの出場記録がカウントされるものだが、現在の歴代トップは遠藤保仁の136試合。現在33歳だが、ザックジャパンの中核を担うボランチだけに、まだまだこの数字を伸ばしそうな勢いだ。
9月に行われた親善試合では代表初の2試合連続ゴールを決めており、自身が持つ日本代表歴代5位の年長ゴール記録も更新している。
なお遠藤に抜かれる昨年まで1位の座を守り続けていたのが、現在柏レイソルでコーチをしている井原正巳氏だった。筑波大学時代から日本代表に選出されるなどその能力は高く評価され、その鉄壁な守備力で「アジアの壁」の異名を取った。
94年のアメリカワールドカップ最終予選ではドーハの悲劇を体験。初めてワールドカップに出場した98年のフランス大会では主将をつとめており、1990年代の日本最高峰のディフェンダーだったと言って良いだろう。
122試合出場した2位の井原正巳に次ぐ顔ぶれを見ると、3位が川口能活の116試合、4位中澤佑二の110試合、5位が中村俊輔 の98試合といずれも現役選手となっている。
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