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AFC、UEFA、Concacafが共同声明でFIFAを痛烈批判…W杯売却構想を巡り「根本的な信頼の裏切り」

text by 編集部 photo by Getty Images

FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)【写真:Getty Images】



 アジアサッカー連盟(AFC)、欧州サッカー連盟(UEFA)、北中米カリブ海サッカー連盟(Concacaf)の幹部は10日、連名で声明を発表し、FIFAのガバナンスを巡って厳しい批判を展開した。

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3連盟がFIFAを批判

 声明では、まず「フットボールは世界で最も偉大な共有された情熱であり、個人や一つの組織のものではない」と強調。そのうえで、過去10年間のサッカー界の成長はFIFAだけによるものではなく、各大陸連盟や加盟協会、そして競技を支える数千人の人々による「共有された成果」だと主張した。

 今回の声明で特に問題視されたのが、FIFAワールドカップに関連する権益の売却構想だ。

 3連盟は「これは金銭の問題ではない」としたうえで、FIFAがすでに保有している巨額の準備金を各加盟協会の発展のために責任ある形で分配することを求めていると説明。一方で、W杯の権益を売却することについては「サッカーがその将来を守るために存在する組織そのものとの、根本的な信頼の裏切り」だと厳しく批判した。

 また、FIFAが今回の一連の問題について「コミュニケーション上の失敗」と位置づけていることにも反論。「サッカー界が目撃したのは、コミュニケーションの失敗ではなく、判断の失敗だった」と指摘した。

 声明によると、問題となった提案は十分な協議がないまま短期間で進められ、加盟協会が内容を十分に検討する前に期限を設定する形で進められていたという。3連盟はこれを単なる見落としではなく、「監視を制限することを意図した設計の結果」と表現した。

 さらに、FIFAが今回の問題についてFIFA評議会に報告書を提出するとしていることにも異議を唱えた。 


 3連盟は、これほど重大な判断の失敗を検証するのであれば、FIFA自身やその職員、サッカー界の関係者ではなく、完全に独立した第三者による調査が必要だと主張。「FIFAの事務局は検証にいかなる役割も果たすべきではない」と要求している。

 また、FIFAが加盟協会などに送った書簡の内容にも言及し、モロッコで行われた最近の指導部会合には、選出された幹部が1人しか出席していなかったと指摘。FIFA評議会のメンバーや加盟協会は参加せず、FIFAの上級職員によって構成される経営委員会のみが出席していたとしている。

 さらに、一部の経営委員会メンバーだけが海外に招集された今回の会合についても、「この瞬間を招いた行動パターンの継続をさらに強めるもの」と批判した。

 声明は最後に、「フットボールの強さは常に、その団結にある」と強調。「サッカーを支配しようとするのではなく、サッカーに奉仕するリーダーシップ」を求めている。

 今回の声明には、AFCのサルマン・ビン・イブラヒム・アル・ハリファ会長とウィンザー・ジョン事務総長、Concacafのビクター・モンタリアーニ会長とフィリップ・モッジョ事務総長、そしてUEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長が署名。FIFAの運営やリーダーシップを巡り、主要大陸連盟のトップが異例ともいえる強い言葉で問題を指摘する形となった。

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