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コラム 7時間前

新生イタリア代表に豪華スタッフ集結! 若手育成の名伯楽&日本代表を熱望した“頭脳”も【コラム】

イタリア代表監督 ロベルト・マンチーニ
イタリア代表監督 ロベルト・マンチーニ【写真:Getty Images】



 ロベルト・マンチーニの復帰で再出発を切ったイタリア代表に、新たなスタッフが集結した。かつての盟友から若手育成のスペシャリスト、分析の専門家まで、多彩な人材が新生アッズーリを支える。9月に始まるUEFAネーションズリーグを前に、マンチーニはどのような布陣で代表再建に挑むのか。新体制を支えるスタッフの顔ぶれと、その経歴をひも解く。(文:佐藤徳和)[1/2ページ]

マンチーニ新体制が正式発足 ラニエーリ、ゾラも要職に

クラウディオ・ラニエリ
イタリア代表のテクニカルディレクターに就任したクラウディオ・ラニエーリ【写真:Getty Images】


 ロベルト・マンチーニ率いる新生イタリア代表のテクニカルスタッフの陣容が明らかになった。イタリアサッカー連盟(FIGC)が8月6日、新たなマンチーニ体制を正式に発表した。

 アッズーリは、9月下旬から開幕するUEFAネーションズリーグ2026/27で、25日に本拠地のスタディオ・オリンピコでベルギーを迎え撃ち、続いてトルコ、フランスと対戦する。

 すでに、クラウディオ・ラニエーリがテクニカルディレクターに、またクラブ・イタリアの育成年代における活動プロジェクトのコーディネーターには、ジャンフランコ・ゾラが就任しており、UEFAネーションズリーグに向けて、戦う体制が整った。

守備的MF「メディアーノ」の象徴オリアーリが復帰

ガブリエーレ・オリアーリ
イタリア代表のチームマネージャーに就任したガブリエーレ・オリアーリ【写真:Getty Images】


 チームマネージャーには、ガブリエーレ・オリアーリが任命された。熱狂的インテリスタでイタリアの有名シンガーソングライターであるルチャーノ・リガブーエが歌う“Una vita da mediano(〈著者訳〉メディアーノの人生)”の歌詞の一節に登場するのが、オリアーリだ。

「メディアーノ」とは守備的MFを意味する言葉で、しばしば、レジスタやファンタジスタのような華々しいテクニックを持たないMFを指す言葉としても用いられる。この場合は、「汗かき屋としての人生」としたほうがしっくりくるだろう。

 歌には「オリアーリのように働きながら、何年も苦労を重ね、激しい当たりを受けて、そして運がよければワールドカップで優勝する」とあるように、花形プレーヤーを支えてきたプレーヤーとして、オリアーリは知られている。

 クラブではインテルを中心にフィオレンティーナでもプレーし、イタリア代表として28試合に出場。1982 FIFAワールドカップ(W杯)スペイン大会のメンバーとして優勝に大きく貢献した、まさに「メディアーノ」の代名詞ともいえる人物だ。

 現在73歳のオリアーリは、1999年6月から約11年にわたり、古巣インテルでスポーツディレクター補佐を担い、2014年にイタリア代表監督に就任したアントニオ・コンテからもスタッフ入りを熱望された。コンテが指揮したインテルでチームマネージャーを務めるため、一度は代表を離れることになったが、その後はマンチーニの第一次政権も支えている。

 アッティーリオ・ロンバルドをはじめ、複数のイタリア代表スタッフがマンチーニとともにサウジアラビア代表のスタッフに入った一方、オリアーリはその要請を断った。その後、コンテ率いるSSCナポリのチームマネージャーとして、リーグ優勝を陰から支えた。

 一度は代表を見捨てたマンチーニだが、腹心だったオリアーリには見捨てられなかったことは、大きな意味を持つと言えるだろう。

U-19欧州制覇の名伯楽が入閣

アルベルト・ボッリーニ
イタリア代表の助監督に就任したアルベルト・ボッリーニ【写真:Getty Images】


 助監督には、1966年6月16日生まれのアルベルト・ボッリーニが任命された。その経歴は極めて異色だ。

 プロプレーヤーとしての経験がないまま、ロンバルディーア州のアマチュアクラブ、ポッジェーゼの育成部門で監督としてのキャリアをスタートさせた。この時、まだ18歳だった。

 1997年には、当時セリエC1に所属していたモーデナFCの監督に抜擢され、その後はプリマヴェーラを中心に、サンプドリア、フィオレンティーナ、SSラツィオで指導者を務めた。

 2019年7月にはU-19イタリア代表監督に就任し、その後もイタリア代表の各年代別チームで指揮を執ってきた。2023年に開催されたU-19欧州選手権では、イタリアを20年ぶり2度目の優勝に導いている。

 イタリアの育成年代における名伯楽の一人として知られるボッリーニの入閣は、今後のイタリア代表が若手選手を積極的に登用していく方針を示すものとも考えられる。

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