【写真:Getty Images】
7月24日から8月26日までの日程で開催されている2026年ASEANカップで、ラオス代表に八百長やスコア操作へ関与した疑いが浮上した。ベトナム紙『VnExpress』は13日、ラオスサッカー連盟(LFF)が大会中に起きた不自然なプレーを問題視し、公安省へ捜査を要請したと報じている。
断然お得なセットプランも登場「U-NEXTサッカーパック」に加入[PR]
ASEAN杯で“八百長疑惑”
ラオスは7月25日から8月4日までにグループBの全4試合を戦っており、LFFは8月7日付の正式文書で、これらすべてを調査対象に挙げたという。
ラオスはタイに0-5、マレーシアに0-4、フィリピンに1-4、ミャンマーに2-7で敗れ、4戦全敗の最下位に終わった。4試合で3得点20失点、得失点差はマイナス17だった。
疑念を強めたのは、失点数だけではない。ビエンサイ・シダボンはマレーシア戦とフィリピン戦で計2度のオウンゴールを記録。ペッタヴァン・ソムサニットはタイとの初戦で一発退場となり、出場停止明けのフィリピン戦でも再び直接レッドカードを受けた。最終戦のミャンマー戦でもサイフォン・ケオハナムが一発退場となっている。
特に現地で議論を呼んでいるのが、マレーシア戦の84分に生まれた4点目だ。ゴール正面へのフリーキックに対し、GKケオ・スヴァンナサンゴは軌道を読んでいたように見えたが、ボールが届く直前に両手を引き、倒れ込んだ。同メディアは、「まるでセーブを意図的に諦めたかのように見えた」と不自然なプレーだったことを指摘している。
今大会のラオスはヴラディツァ・グルイッチ監督が指揮した。前回2024年大会もグループ最下位だったが、当時はインドネシアと3-3、フィリピンと1-1で引き分け、4試合で7得点11失点。『VnExpress』は、前回大会で見せた守備の規律や粘り強さを、今大会では維持できなかったと指摘している。
ただし、捜査要請の文書では、八百長に関与した疑いがある選手の氏名は公表されていない。一方、マレーシア紙『New Straits Times』は、LFFが4選手を問題の対象として挙げたと報じている。
現時点では疑惑の段階であり、不正が認定されたわけではない。今後、公安省が捜査に着手するのか、LFFや大会主催者がどのような対応を取るのかが焦点となる。