INAC神戸レオネッサの吉田莉胡【写真:編集部】
今週末8月22日、23日のWEリーグ開幕を前に、昨季王者・INAC神戸レオネッサの吉田莉胡が2026/27WEリーグキックオフカンファレンスで新シーズンへの意気込みを語った。チームとしては4冠を掲げ、個人では昨季の16ゴール超えを目標に設定。さらに、2027年のFIFA女子ワールドカップを見据え、「このリーグでしっかり周りと差をつける」と、代表定着へ向けて結果を求める姿勢を示した。
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昨季王者として迎える新シーズン。「INACらしさ全開で」
昨季のWEリーグで16ゴールを挙げ、得点王に輝いたINAC神戸レオネッサの吉田莉胡。チームをリーグ優勝へ導いたエースは、今季もさらなる高みを目指す。
「今シーズンはチームとして4冠を目指しているので、まずリーグ2連覇は必ず成し遂げたいですし、個人としては昨シーズン16ゴールだったので、そこを超えるところを目標に頑張りたいと思います」
昨季まで「チャレンジャー」として戦ってきた吉田にとって、今季は追われる立場で迎えるシーズンとなる。開幕戦の相手は、昨季一度も勝てなかったサンフレッチェ広島レジーナ。プレッシャーを感じる一戦になることを認めながらも、吉田は過去を引きずるつもりはない。
「すごいプレッシャーはかかると思うんですけど、去年までのことはもう終わっていることなので。そこはもうなかったことにして、また今シーズン、スタートでINACらしさ全開で良いスタートを切れたらなと思っています」
今季のINAC神戸にとっては、国内タイトルだけでなく、クラブとして初めて挑むAFC女子チャンピオンズリーグ(AWCL)の舞台も待っている。吉田は優勝賞金100万USドルという数字にも刺激を受けたと明かし、「これ取らなきゃいけないでしょ」と笑顔を見せた。
そして、吉田自身にとって大きなテーマとなるのが、なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)での立場だ。
9月のアジア競技大会のメンバーにも選出されている吉田だが、自身の代表での立場については「まだ代表定着というところは全然できてない」と語る。
来年2027年にはFIFA女子ワールドカップ(W杯)が控える。吉田は、その舞台に近づくためにも、今季はより結果を求めていく。
「W杯により近づくためにも、このリーグでしっかり周りと差をつけるというか、それくらいしなきゃいけないなと思います。数字とか結果をここで出すことで代表に少しでも近づけると思うので、結果はしっかり求めてやりたいなと思っています」
アジア競技大会開催期間中、INAC神戸からは4人がチームを離れることになるが、「誰が出ても大丈夫だと思うので、チームのことは心配していない」とクラブへの信頼を口にした。
一方、自身はなでしこジャパンでまだゴールを決めていない。だからこそ、アジア競技大会では明確な目標を掲げる。
「今回選ばれたからには、しっかり得点という形で、日本の優勝に貢献できるように頑張っていきたいと思います」
リーグ連覇、4冠、得点王超え。そして、その先にある女子W杯。吉田莉胡は、昨季の王者として、さらなる結果を求めて戦う。
(取材・文:竹中愛美)
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