
FC町田ゼルビアの相馬勇紀【写真:Getty Images】
FC町田ゼルビアFW相馬勇紀を連想させる名前の競走馬が、SNS上で注目を集めている。話題となっているのは「ソウマサウルス」と「ソウマムソウ」の2頭。クラブを運営する株式会社ゼルビアの代表取締役社長兼CEOで、馬主としても知られる藤田晋氏の所有馬だ。
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町田FWエリキに由来する「エリキング」という前例
ソウマサウルスは2024年1月26日生まれの米国産牝馬で、栗東・森秀行厩舎に所属する。父はFlightline(フライトライン)、母はDalika(ダリカ)。まだレースには出走していない2歳馬だが、その血統は目を引く。
父のフライトラインは、米国競馬史に名を残した名馬だ。現役時代は6戦6勝。2022年のパシフィッククラシック(G1)では19馬身1/4差という衝撃的な圧勝を飾り、同年のブリーダーズカップ・クラシック(G1)でも8馬身1/4差で勝利。無敗のまま現役を退いた。
そして、藤田氏の所有する2歳馬には、もう1頭「ソウマ」の名を持つ馬がいる。「ソウマムソウ」だ。2024年生まれの牡馬で、父Frankel(フランケル)、母Mangoustine(マングスティーン)という血統を持つ。
フランケルもまた、欧州競馬を代表する歴史的名馬である。現役時代は14戦14勝と無敗。2000ギニー、クイーンアンステークス、インターナショナルステークス、チャンピオンステークスなどG1を10勝した。つまり、ソウマサウルスとソウマムソウは、ともに欧米を代表する無敗の名馬を父に持つことになる。
藤田氏の所有馬では、すでにFC町田ゼルビアの選手にちなんだ名前を持つ競走馬が活躍している。町田FWエリキに由来する「エリキング」だ。
エリキングは2024年の京都2歳ステークス(G3)を制して重賞初勝利を挙げると、2025年には神戸新聞杯(G2)も優勝。続く菊花賞(G1)では2着に入り、クラシック戦線でも存在感を示した。サッカー選手をモチーフにした馬名が、競馬界のトップクラスで活躍している前例がある。
そんな中で登場した「ソウマサウルス」と「ソウマムソウ」。藤田氏と町田の関係、そしてエリキングの命名を考えれば、2頭の「ソウマ」から相馬勇紀を思い浮かべるサッカーファンは少なくないだろう。
米国の無敗馬フライトラインを父に持つソウマサウルスと、欧州の無敗馬フランケルを父に持つソウマムソウ。エリキングに続き、「ソウマ」の名が競馬界でも存在感を放つことになるのか。今後の走りに注目だ。
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