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竹島史雄

浅野拓磨の成長をもたらした、「同期」野津田岳人との相乗効果

2015シーズンのJリーグ・ベストヤングプレーヤーに選出されたサンフレッチェ広島の浅野拓磨。日本代表にもデビューしたストライカーの才能が開花した裏側には、同期加入の生え抜き選手、野津田岳人との切磋琢磨があった。

サンフレッチェが遂げたCS優勝。21年の時を超えて乗り越えた重圧、広島の夜空に沸いた紫の歓喜

サンフレッチェ広島は、2015年Jリーグの年間1位と2ndステージ優勝を遂げ、チャンピオンシップで年間3位のガンバ大阪と決勝で対戦した。広島にとって苦い思い出のあるチャンピオンシップだが、21年の時を超えてその重圧乗り越え、広島の夜空に紫の歓喜を沸かせたのである。

高萩洋次郎が手にしたWタイトル、韓国FA杯優勝とMVP。アジアを席巻する日本人司令塔の躍動と誇り

サンフレッチェ広島を退団後、オーストラリアを経て韓国へと渡った高萩洋次郎。所属するFCソウルは、韓国FAカップにおいて17年ぶり2回目の優勝を飾った。この仁川ユナイテッドとの決勝戦で先制のミドルを放った高萩は、MVPに選出。日本人司令塔がアジアにその名を刻んでいる。

浅野拓磨、謙虚と野心が同居するストライカー。先輩の背中を追い成長続ける広島の若き才能

26日に行われたJ1セカンドステージ第12節、サンフレッチェ広島はアウェイで清水エスパルスと対戦した。2-0からチョン・テセのゴールで1点を返し、勢い付く清水を突き放したのは、途中出場の浅野拓磨だった。巧みなループシュートを含む2ゴールを決め、広島の勝利に貢献した。この若きストライカーは、謙虚な姿勢を貫きながらも確かな成長を見せている。

高萩洋次郎の現在地――。韓国で大きな期待感、タフなファンタジスタが描く野望

オーストラリア・Aリーグのウェスタン・シドニー・ワンダラーズを退団した高萩洋次郎は、韓国・Kリーグに新天地を求めた。サンフレッチェ広島ではJリーグ優勝も経験した高萩だが、韓国でのプレーを通じてさらなる成長を感じているようだ。“広島が生んだファンタジスタ”の現在地は今、どこにあるのだろうか。

ウズベク&ポーランド参戦の広島国際ユース。両国で選手として活躍、招致の裏にある柴村直弥の尽力

8月9日、広島県で「平和祈念 広島国際ユースサッカー」が開幕する。戦後70年、第10回大会という節目に初の代表チームが参戦。ウズベキスタンとポーランド招致に背景には、両国でプロ選手として活躍した柴村直弥の存在があった。

広島封じに新潟が徹した“ミラーゲーム”を見破った佐藤寿人の頭脳。ゴール以外でも貢献するエースの戦術眼とは

5月23日に開催されたJ1 ファーストステージ第13節で、サンフレッチェ広島はアルビレックス新潟と対戦した。首位浦和を追う広島にとっては3試合ぶり、新潟にとっては降格圏脱出に向けた勝利が必要だったが、軍配が上がったのは広島だった。塩谷司が2ゴールを挙げるなどした広島だったが、この勝利の裏にはエースの“戦術眼”が隠されていた。

広島、奪冠のカギはツーシャドー。「縦への推進力」はクリア。3枚のカードで変化を生み出せるか

09年のJ1復帰以降、トップクラブの一角となったサンフレッチェ広島。それでもオフには主力流出への対応を迫られている。高萩と石原が抜けた今季、カギを握るのがツーシャドーの起用法だ。森崎浩司と浅野のコンビは縦への推進力という課題をクリアしたものの、チームには終盤でのスピードアップという課題が残る。

広島・ミキッチが語るハリルホジッチという監督「選手を名前で選ぶようなことはしない」

Jリーグに、日本代表の監督に就任したヴァイッド・ハリルホジッチをよく知る選手がいる。サンフレッチェ広島のミハエル・ミキッチだ。彼が知るハリルホジッチとは、どういった人間なのだろうか。本人が語ってくれた。

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