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シティが連覇に黄信号、G・ネビル氏が不振の原因を指摘「野心や飢えがない」

text by 編集部 photo by Getty Images

シティが連覇に黄信号、G・ネビル氏が不振の原因を指摘「野心や飢えがない」
シティの問題点を指摘するガリー・ネビル氏【写真:Getty Images】

 イングランド代表コーチでマンチェスター・ユナイテッドOBのガリー・ネビル氏が、マンチェスター・シティが抱える問題について指摘している。

 シティは6日のプレミアリーグ第31節でクリスタル・パレスとアウェイで対戦し、1-2で敗れた。その結果、消化が1試合少ない首位のチェルシーとは勝ち点差が9に広がり、アーセナルとユナイテッドにも追い抜かれ、4位に転落した。

 英紙『デイリー・メール』でネビル氏は「彼らはメンタルの問題を抱えている。それは疑いようがない。このチームが成功を維持できないのはそのためだ。優勝するときは、劣勢をはね返すことができる力や飢えを示さなければならない。しかし、彼らはそれを失ってしまった。一度頂点に上り詰め、目標を成し遂げてしまったのだろう。それはチーム内で起こり得る最悪の状況だ。

 シティは元の場所へと落ちていっている。彼らはチャンピオンズリーグでもベスト16から先へ進めておらず、連覇も達成していない。選手の年齢は上がってきており、チームの平均年齢は29.5歳とリーグで最も高い。今シーズンはその代償を支払う形となっている。しかし、野心とクオリティーを示せば、トップ4には入るだろう」と低迷する王者の問題点を指摘した。

 クリスタル・パレスに敗れたシティは、今年に入ってから公式戦で7敗目を喫し、リーグ戦ではアウェイ3連敗と下降線をたどっている。

【了】

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