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審判団に暴言のマスチェラーノ、“クラシコ”欠場の可能性…指揮官は擁護

text by 編集部 photo by Getty Images

審判団に暴言のマスチェラーノ、“クラシコ”欠場の可能性…指揮官は擁護
クラシコを欠場する可能性があるマスチェラーノ【写真:Getty Images】

 バルセロナのアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノは、シーズン最大のビッグマッチを欠場することになるかもしれない。

 26日付のスペイン紙『マルカ』によれば、11月21日にアウェイで行われる第12節レアル・マドリーとの”エル・クラシコ”に欠場する可能性が出てきた

 マスチェラーノは第9節エイバル戦の77分に審判団に向けた暴言によって退場。審判の公式報告書では、マスチェラーノは副審へ向けて「くそったれ(現地での表現ではさらに汚い言葉とされる)」と発言したとしている。

 暴言での退場となれば最大で4試合の出場停止となり、そうなればマドリー戦を欠場するのは決定的となる。

 ルイス・エンリケ監督は試合後にマスチェラーノの退場に関して「彼は主審にも副審にも向けて言っていない。暴言を聞くたびに、それは我々自身に言っていると考えなければならない。マスチェラーノを4試合欠くのは非常に重大だ」と処分に異を唱えている。

 また、L・エンリケ監督はマスチェラーノの発言内容について、「スペインでは“コホーネス(ちくしょう)”みたいなものだ。彼がどのように言い、誰の方を見て言ったのかはよく見てみないといけない」と擁護している。

 バルサは大黒柱のリオネル・メッシら負傷者を多く抱えており、最大のライバルとの一戦で守備の要であるマスチェラーノを欠くことになれば、大きな痛手となりそうだ。

【了】

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