レアル・マドリーのラフェエル・ベニテス監督は、バルセロナとの“エル・クラシコ”を前にチームの戦術を変更するかもしれない。17日、スペイン紙『マルカ』のラジオ番組が伝えている。

　ベニテス監督の就任以降、マドリーは守備的な戦術を採るようになった。その成果は第11節終了時においてリーグで2番目に少ない7失点という数字に表れている。

　しかし、マドリーの主力選手のうちの数人は、バルセロナ相手にも同様に働くかどうか疑わしいようだ。

　過去クラシコを経験している選手の中には、ルイス・エンリケ監督率いるバルセロナに対しては攻撃的な戦術がより効果的だと考える選手もいるようで、代表招集から帰ってきた後にベニテス監督に提案をする可能性があると同メディアは伝えている。

　セビージャ戦で3-2の敗戦を喫したマドリーはバルセロナとの大一番に向けて変化が必要なのかもしれないが、ベニテス監督の判断やいかに。両者の激突は現地時間21日に火蓋が切って落とされる。

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