長友佑都が所属するインテルは、夏に獲得を試みて失敗したゼニトのDFドメニコ・クリーシトへの関心を失っていないようだ。伊『カルチョメルカート.com』が報じた。

　ロシアで5シーズン目を迎え、移籍市場が近づくたびにイタリア復帰の噂が流れるクリーシト。それでも現状を変えるつもりはないようで、代理人を務めるアンドレア・ダミーコ氏は「本格的な興味だった」と、インテルやロベルト・マンチーニ監督からのオファーを認めたうえで移籍を否定する。

「彼らは喜んで交渉に応じるのではないかとゼニトに対して問い合わせてきたが、クラブは彼を絶対に売却しない。それは今も変わらない」

　ゼニトはクリーシトを重要な戦力と考えており、いかなるオファーがあろうと拒否するつもりのようだ。

　クリーシトは左SBとCBを遜色ないクオリティで務めることができ、イタリア代表にも継続的に招集されている。仮にインテルへ加入すれば長友の直接のライバルになるが、果たして移籍は実現するだろうか。

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