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“ミラクル”レスター、プレミア放映権料4位へ! 躍進で148億円をゲット

text by 編集部 photo by Getty Images

レスター・シティ
躍進で放映権料が増加したレスター・シティ【写真:Getty Images】

 奇跡のプレミアリーグ優勝を果たしたレスター・シティだが、莫大な放映権料というご褒美が待っているようだ。17日、イタリア『アージェンティアノニミ.com』が明かしている。

 プレミアリーグの放映権料は、まず全体の50%が完全均等配分され、残りの50%の半分が放映試合数に基づいて傾斜分配され、もう半分が最終順位に基づいて傾斜分配される仕組みだ。

 よって、まず初めに“ベース”としてどのチームに対しても均一に5500万ポンド(約87億円)が分配され、次に放映試合数が分配される。例えば、27回生放送されたアーセナルの試合数に比べて、レスター・シティの試合は15回しか生放送されてはいない。よって、前者は2180万ポンド(約34億円)のボーナスを受け取ることになり、後者は1280万ポンド(約20億円)を受け取ることになる。

 そして最後に、最終順位による傾斜分配だ。上位4チームには多額のボーナスが支払われ、プレミア王者のレスターには2500万ポンド(約39億円)、2位で終えたアーセナルには2370万ポンド(約37億円)、3位のトッテナムには2,250万ポンド(約35億円)、そして4位のマンチェスター・シティには2,120万ポンド(約33億円)がそれぞれ支払われることになる。

 これらを合計すると、1億100万ポンド(約160億円)に及ぶアーセナルのテレビ放送権料が最も高く、優勝したレスターが受け取る額は、シティ、トッテナムに次ぐ9,330万ポンド(約148億円)となるようだ。

 今季の活躍で一気に注目を浴びたレスター。来季には、同クラブの放映試合数が増えそうだ。

【了】

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