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高い? 安い? Cロナに抱きつこうとピッチに乱入した男の罰金は500ユーロ

text by 編集部 photo by Getty Images

クリスティアーノ・ロナウド
クリスティアーノ・ロナウドに抱きつこうとピッチに乱入するファン【写真:Getty Images】

 EURO2016準々決勝の試合中に起こったハプニングの代償は500ユーロ(約5万6000円)の罰金と1ヶ月のフランス入国の禁止という処分だった。5日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 現地時間6月30日に行われた、ポーランドvsポルトガルの一戦で、試合も延長後半に入った110分、突如ピッチに一人の男が乱入した。クリスティアーノ・ロナウドに向かって走って行ったが、警備員に取り押さえられ御用となるハプニングが発生した。

 このハプニングの起こした張本人は、イラク系スイス人のシャムシル・カリムという男で、自身のアイドルであるロナウドに抱きつきたかったと供述している。そして、この22歳の青年には500ユーロの罰金と1ヶ月のフランス入国の禁止というペナルティが課されたということだ。

 ちなみに、先に行われた6月18日のポルトガルvsオーストリアの一戦でも試合後にファンがピッチに乱入し、ロナウドと写真撮影を行うというハプニングが見られたが、この時はUEFAからペナルティは課されていなかった。

 発煙筒の持ち込み、暴動、ピッチ乱入など、相次ぐ事件の発生にセキュリティーの甘さも指摘される今大会。試合を中断させる行為は断じて許されるべきではないが、改めてロナウド人気の高さを再認識させられる一件となってしまったようだ。

【了】

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