レアル・マドリーのイスコ【写真:Getty Images】
シルビオ・ベルルスコーニ体制から新たに中国資本で再生を図るミラン。その補強の第一弾としてレアル・マドリーのMFイスコの名前が挙がっている。7日、スペイン紙『アス』が報じている。
同紙によれば、ミランはイスコ獲得のために、同チームのFWカルロス・バッカを早急に売却し、3000万ユーロ(約34億円)捻出するという思惑を持っているということだ。
マドリーは若手MFマルコ・アセンシオの残留させることで、余剰戦力となるイスコを移籍市場に出したとしているが、ミラン側はいいオファーでもない限り、マドリーが彼を放出することもないと認識しているようだ。
ミランの親会社フィニンヴェストは、中国コンソーシアムに株式の93.93%を7億4000万ユーロ(約833億円)で買収する見込みであり、また今後3年で3億5000万ユーロ(約395億円)を補強費用として準備する契約も盛り込まれているということだ。3シーズン連続で欧州の舞台から遠ざかっているミランの今後の動きに注目が集まりそうだ。
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