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レアル対バルサの”クラシコ”、アジアやアメリカ市場を意識した時間設定に

text by 編集部 photo by Getty Images

バルセロナ、レアル・マドリー
バルセロナ対レアル・マドリーのクラシコ【写真:Getty Images】

 スペインプロリーグ機構(LFP)のハビエル・テバス会長は、今シーズン最初の伝統の一戦“クラシコ“が12月3日の現地時間16時15分(日本時間24時15分)キックオフで開催されることを明らかにした。12日にスペインラジオ『カデナ・セール』に語っている。

 バルセロナとレアル・マドリーが対戦するリーガエスパニョーラの大一番“クラシコ“は、毎シーズンの優勝争いを大きく左右し、世界的に注目を集める一戦となる。今季は12月第1週の第14節にマドリーのホームで最初の対戦が予定されている。

 テバス会長は12日に、そのキックオフ時間が決定したことを発表。13時、16時15分、18時30分の3つのキックオフ時間が候補となったが、「18時はアジアには遅すぎる。13時はアメリカには早すぎる」と、海外市場を意識した時間設定となったことを説明している。

 これにより、イギリスのファンは今回のクラシコをテレビのライブ中継で観戦することができなくなった。「イングランドでは放映されない。その時間帯の放映禁止によるものだ」とテバス会長はコメント。英国ではスタジアムの集客を守るため、14時45分から17時15分まで(スペイン時間15時45分から18時15分まで)の時間帯にはテレビでサッカーを放送できないルールが存在している。

 リーガはここまで7試合を終えてアトレティコ・マドリーが首位に立ち、レアル・マドリーは得失点差で2位。バルサは両チームと2ポイント差での4位に位置している。

【了】

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