監督・選手コメントで振り返る大学サッカー決勝

先に行われた大学サッカー決勝。敗れたものの、大会を盛り上げた福岡大の乾監督、そして優勝した早稲田大の富山選手は、何を思うのか? 二人のコメントを紹介します。

2013年01月11日(Fri)11時23分配信

text by 後藤勝 photo Masaru Goto
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先に行われた大学サッカー決勝。敗れたものの、大会を盛り上げた福岡大の乾監督、そして優勝した早稲田大の富山選手は、何を思うのか? 二人のコメントを紹介します。

全日本大学サッカー連盟技術委員長でもある福岡大学・乾真寛監督


福岡大学・乾真寛監督

 Jリーグ、日本を代表する選手を育てたいという思いでやってきました。大学からオリンピックやワールドカップは手が届く現実なんだ、と永井謙佑らも示してくれました。チーム、個人を伸ばす育成をしてきたなかで、自分たちらしさを出せたと思います。ことし成長した二年生は、その個性を今後の二年間でさらに伸ばしていってほしい。

 大学によってもいろいろなスタイルのゲームをします。専修大学さんや、明治大学さんは技術的に高いレベルのポゼッション、パスサッカーをする。いまだいたい試合に出ている選手の48%くらいにJの下部組織で育った選手が入ってきている。チームによって7人、8人、9人。彼らは基本的なボール扱いが非常にうまいので、そういうスタイルのサッカーが増えているのかな、と。

 そういう方向をめざさないわけではありませんが、いま、ウチのチームには高さや強さの特徴を持っている選手がいるので、そういう特徴を活かしたサッカーをしようと思いました。早稲田さんも早稲田のスタイルを貫き、われわれもこのスタイルでやってきて、よそいきのサッカーをしたわけではありません。

 それぞれのカラー同士で戦った試合でした。テクニカルなチームがパワーやスピードには敗れたということが途中ではあった。全体が、ということではなく、結果的にそういうスタイルのチーム同士の決勝になったということなのだと思います。

 一、二年生が次のリオ・デ・ジャネイロオリンピックにもつながってくる。この年代は試合や大会を通じて大きく伸びていく、変化していく時期でもあります。U-19世代を代表の監督に任せるだけでは十分な強化ができていない現状があり、大学は大学でピックアップして、ひとりでも多く送り出していきたい、そういう協力関係をつくっていきましょうというお話が、今日(1月6日)ありました。

 8月にアルクディア国際ユースというスペインで開催されるU-20の大会があります。2012年は全日本大学選抜が行かせてもらったんですけど、今年はU-19(日本代表)の強化になるということなので、そこに一人でも多く大学の選手を送り出したい。

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