万全の状態ではない長友が先発出場した理由

セリエA第21節、ローマ対インテルは1-1の引き分けに終わった。日本代表の長友佑都は約1ヶ月ぶりにケガから復帰し、先発出場を果たすも後半途中で交代。万全の状態ではない中、先発復帰したワケとは何か?

2013年01月22日(Tue)8時41分配信

text by 神尾光臣 photo Kazuhito Yamada
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約1ヶ月ぶり復帰の長友。らしさは見られず

「リスクは確実にありました。復帰したばかりで、練習もちょっとしかやれてないですし。徐々に慣れてきて、今日も出た中では、痛みは出なかったです。次に向かって、繋げて行ければなと思います」


【写真:山田一仁】

 ローマ戦で先発出場を果たした長友は、56分間プレーしたのちに交代を命じられた。先月18日のコッパ・イタリア5回戦、エラス・ベローナ戦で右ふくらはぎの筋肉を痛めて以来、実に1ヶ月以上が経過していた。

 もともと筋肉系の故障だったということもありチームは彼の復帰、そして実戦起用に関して慎重になっていたようだった。

「私とドクター、そして選手とで話し合い、『今日は60分か65分程度で切り上げる』ということを確認していた。もう1ヶ月近く実戦から遠ざかっていたし、90分間やらせることに意味はない」とストラマッチョーニ監督も話していた。

 もっとも試合のパフォーマンス自体は、「まだまだ試合勘が…」と本人が認める通り、さすがにブランクを感じさせる出来ではあった。

 ポジションは3-4-1-2の右WB。左ではペレイラが評価を上げており、その分右に入ったという格好だ。しかし、攻守両面で機敏に顔を出すといういつもの神出鬼没ぶりはなかった。

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