日本対カナダ。本田・長友の穴は埋まったのか【どこよりも早い日本代表採点】

今回の遠征メンバーには不動のレギュラーである本田圭佑と長友佑都が欠場。まずは彼らの穴をどう埋めるのかがポイントになってくる。2人が抜けてもパフォーマンスを落とさないことが、日本代表の全体的なレベルアップにつながるのは間違いない。

2013年03月23日(Sat)3時37分配信

text by 植田路生 photo Kenzaburo Matsuoka
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セットプレーで課題を見せるも勝利

 カナダ戦の先発メンバーはトップ下には香川真司が入り、左サイドハーフには乾貴士が入った。また、左サイドバックにはベテランの駒野友一ではなく、ドイツで成長著しい酒井高徳を起用した。

 試合は、序盤は守備の局面でプレスの位置が定まっておらず、格下相手にボールを持たれる場面が目立った。そんな中9分、長谷部誠がボールを奪取し、ドリブル突破。乾貴士へのスルーパスは通らなかったが、GKが処理をミスする。ルーズボールを拾った岡崎慎司が左足でループ気味に蹴り、先制点を奪った。

 これでリズムを取り戻すと、左サイドを中心に攻撃を組み立て、乾が切れ味鋭いドリブルで何度かチャンスをつくる。守備面でもボールの取りどころがはっきりしたのか安定。相手に攻撃させなかった。


勝ち越しゴールを決めたハーフナー【写真:松岡健三郎】

 だが、35分過ぎになると低調な展開に。攻撃が組み立てられないと、安易に放り込む場面が見られた。前線でキープできる選手がいればまだ意味はあるのだが、そうではない状況での単純なロングボールにより日本らしいパスワークは失われた。

 後半、中村憲剛が入り、彼がトップ下、香川が左に回ると、いきなりチャンスをつくる。3分、香川からのスルーパスを受けたハーフナーがGKと一対一に。シュートはゴールマウスをとらえることは出来なかったが、前半よりも攻撃が活性化したのは明らかだ。

 13分、CKからのクロスを伊野波雅彦が競り負け、ヘイバーに合わされ失点し、同点に追いつかれるが、29分にはゴール前の混戦からハーフナーが左足で蹴り込み勝ち越し。結局試合はそのまま終了し、2-1で勝利した。

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