コンフェデのカギを握る長友と内田の攻撃力【ブラジル対イタリアから分析】

21日に親善試合を行ったブラジルとイタリア。日本代表は両国と6月のコンフェデで対戦することになる。試合のレポートから日本はどう立ち向かうべきなのか、検証したい。

2013年03月23日(Sat)14時32分配信

text by 神尾光臣 photo Kenzaburo Matsuoka
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2点先制したブラジル

 日本代表が6月のコンフェデレーションズカップで対戦するブラジルとイタリア。その両者が21日、親善試合を行った。若手タレントを軸にした攻撃の応酬が展開され、結果試合は2-2のドロー。

 スコラーリ監督就任からまだ時間の経っていないブラジルと、フォーメーションの試行錯誤が続くイタリアの双方ともに荒削りな面も目立ったが、今後に向けた示唆の多い試合内容だった。

 フェリポンのもと、ブラジルはすっかりネイマール中心のチームになっていた。本来のセカンドトップからさらに一列下がるような形で、攻撃のタクトを振るう。

 前半、ピルロを軸に中盤を構成したイタリアが多くのチャンスを作っていたが、ジュリオ・セーザルが数多くのチャンスを触って防ぐ。そしてブラジルは、ネイマールを経由したカウンターで度々危険なチャンスを作った。

 そして30分、自らが起点となって左サイドを崩し、フッキがクロス。これ自体は阻まれるが、こぼれ球をフェリペ・ルイスがクロスを入れて形を作り直し、ボヌッチがヘッドでクリアしたボールをフレッジが入れた。

 さらにネイマールは42分、カウンターからドリブルで持ち込むと、シュートフェイントののちに半身を捻って冷静にオスカルにパス。オスカルはデ・シリオの寄せをものともせず、楽々シュートを決めた。

 試合はこのままブラジルペースで進むかと思われたが、後半にイタリアは流れをがらりと変えた。プランデッリ監督は温存していたエル・シャラウィと、現在トリノで活躍中のチェルチを投入し、両者をウイングに使った4-3-3へシステムを変更する。すると、サイドの1対1を活路にペースを奪い返す。

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