納得の完勝だったバイエルン。バルサはなぜ無力だったのか

1日に行われたチャンピオンズリーグのベスト4、バルセロナ対バイエルン・ミュンヘンの2ndレグは、3-0でバイエルンが制した。合計スコアも7-0とし、驚くべき大差でバイエルンが決勝進出を決めた。なぜバルサはなすすべもなく敗れたのか。

2013年05月02日(Thu)10時40分配信

text by 植田路生 photo Ryota Harada、Kazhito Yamada / Kaz Photography
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合計7-0 衝撃的な完敗劇

 ロッベンの得意の左足での巻いたシュートがバルデスの手をすり抜けた瞬間、試合は急加速で収束に向かっていった。

 最低でも4点が必要だったバルセロナにとって、49分の一撃は致命的だった。

 この時点で合計スコアは5-0。逆転は不可能な点差だ。その後もバルサはいいところなく、結局3-0、合計7-0という大敗を喫してしまった。

 バルサは1stレグからメンバーを入れ替えてきた。まず、コンディションが整わないメッシを外し、3トップはセンターにセスク・ファブレガス、左にビジャ、右にペドロ。中盤はイニエスタとチャビ、底には負傷のブスケッツに代わってソングを起用した。

 人材不足のセンターバックは、ピケと引き続きバルトラを使った。右サイドバックはダニエウ・アウベス、左には出場停止明けのアドリアーノをコンバートした。

 対するバイエルン・ミュンヘンは、1トップにはマンジュキッチが復帰し、コンディション不良(風邪と伝えられている)のダンテに代わってファン・ブイテンを起用した以外は同じメンバーで臨んだ。

 普段通りの4-3-3ではあるものの、先発メンバーが大きく変わり、また1stレグでバイエルンのやり方はある程度把握できたバルサ。

 だが、なぜ彼らはなすすべもなく敗れてしまったのだろうか。

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