【現地記者が迫る】長友のケガも防げた? サネッティ負傷から考察するインテル・医療スタッフの大きな責任

インテルに故障者が続出している。先日は主将のサネッティまでもが大ケガを負った。医療スタッフの責任も取り沙汰されているが、一体何が問題だったのか? 現地記者が問題点を考察する。

2013年05月03日(Fri)13時10分配信

text by 神尾光臣 photo Kazhito Yamada / Kaz Photography
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インテル負傷者続出は呪い?

 「ここまでくれば、もはやマクンバ(ブラジルに伝承する呪いの儀式)の仕業という他はない」。

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アキレス腱断裂の大けがを負ったサネッティ【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 28日、ある地元紙はインテルを取り巻く状況についてこのように伝えた。言うまでもなく、同日のパレルモ戦で主将のサネッティが左アキレス腱断裂の大ケガを負ったことだ。

 前半14分、右サイドを深く破ってクロスを上げた際、ライン際でパレルモDFアロニカと接触。その際左足首に強い痛みを感じ、そのまま担架で運ばれていった。同試合ではシルベストレも右太腿内転筋を痛めており、この試合の時点で故障者はなんと15名に及んでしまった。

 サネッティにとってはプロ選手としてのキャリア20年で初めての大ケガで、しかも晩年。「これで引退か」とも噂されたが、幸いバビアの医大付属病院で行われた手術は無事に成功。右足から腱の一部を移植し、3週間ギプスで固めた後にリハビリを開始するとのことだ。

 執刀医によれば、「6ヶ月で実戦復帰出来る状態にはなる」という。サネッティは2日、病院で早速記者会見を行い「僕はまだ力を感じているから復帰したい。ネガティブな出来事の中からもポジティブな事を見つける事が必要。今までも僕はすぐに(ショックから)立ち直ろうとしてきたし、今だってそうする」と力強く語っていた。

インテルの故障者一覧

P 選手名 故障箇所 故障時期 全治
DF サネッティ 左アキレス腱断裂 4月下旬 6ヶ月
DF サムエル アキレス腱炎症 4月下旬 不明
DF シルベストレ 右太腿内転筋の第2度損傷 4月下旬 1ヶ月
MF カンビアッソ 左足内転筋の筋繊維剥離 4月中旬 ナポリ戦から復帰予定
MF グアリン 右足平目筋第1度損傷 4月中旬 ナポリ戦から復帰予定
MF ガルガーノ 右膝大腿部直筋の筋繊間繊維第2度、第3度損傷 4月中旬 1ヶ月
DF 長友 左膝外側半月板損傷 4月中旬 不明
FW カッサーノ 右太腿二頭筋の筋腱繊維第2度損傷 4月上旬 1ヶ月
FW パラシオ 左太腿ニ頭筋の筋腱間繊維第2度損傷 4月上旬 1ヶ月
DF エムバイエ 右膝側幅靱帯損傷 4月上旬 1~3ヶ月
MF スタンコビッチ 右太腿屈筋の違和感 3月中旬 不明
MF オビ 右太腿筋肉損傷 3月中旬 2ヶ月半
FW ミリート 左膝前十字靱帯および側副靱帯断裂 2月中旬 6~8ヶ月
MF ムディンガイ 左アキレス腱断裂 1月下旬 6ヶ月
GK カステッラッツィ 右肩脱臼 12月中旬 2~4ヶ月

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