2点差を追いつかれた中国戦。守り切れなかった責任は不甲斐ないベテランにある【どこよりも早い日本代表採点】

東アジア杯の初戦、中国戦。日本代表は2点をリードしながら追いつかれ、3-3の引き分けに終わった。活躍した選手がいた一方で、アピール不足の選手もいた。

2013年07月22日(月)1時04分配信

シリーズ:どこよりも早い採点
text by 植田路生
タグ:

2点差を追いつかれドロー

 21日に行われた東アジア杯の初戦、中国戦。日本代表は、初選出の選手を多く含むフレッシュなメンバーで試合に臨んだ。

 注目の1トップには柿谷曜一朗、2列目は右から工藤壮人、高萩洋次郎、原口元気、ボランチは山口螢と青山敏弘、DFラインは右から駒野友一、栗原勇蔵、森重真人、槙野智章、GKには西川周作を選んだ。

 前半、緊張からか日本の出足が鈍い。中国の鋭いプレスに苦しめられ、押し込まれる場面が増える。すると4分、ペナルティエリア内で栗原がユ・タパオにかわされると倒してしまいPK。これを冷静に決められ、いきなりのディスアドバンテージを背負ってしまった。

 時間が経つにつれ、ボールを保持する時間が長くなった日本の攻撃が実ったのは前半34分。高萩が蹴ったコーナーキックはDFにクリアされるが、工藤が折り返すと中央で待っていた栗原へ。汚名返上となるヘディングシュートを決めた。

 1-1で折り返した後半、日本は高い位置からプレスを仕掛け、積極的にボールを奪う。すると攻撃回数が増え、攻撃陣の良さが発揮される。14分、槙野が左サイドを上がり、クロスを上げると、中へ飛び込んだ柿谷が上手く合わせ逆転。

 その直後の16分には原口がデコイ(おとり)となり、柿谷がドリブルで中央へ侵入し、フリーの工藤へ。工藤は右足を振り抜き、ボールはGKの横をすり抜け、点差を広げた。

 相手が格下・中国ということもあり、このまま逃げ切るかと思われたが、後半36分、42分と立て続けに失点し、同点。3-3で試合を終えた。逆転するまでは良かったが、流れを失うとそのまま失点を重ねてしまう悪癖は、メンバーが変わってもそのままだった。

1 2 3

新着記事

↑top