東アジア杯で優勝を懸けた日韓戦。勝利するために求められるザックの采配力

いよいよ最終戦を迎える東アジア杯。日本は韓国とどう戦うべきか? 新戦力のテストに注目が集まる大会だったが、ザッケローニ監督の采配も問われることになるだろう。

2013年07月28日(Sun)18時01分配信

text by 北健一郎 photo Asuka Kudo
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日程面でも割を食った日本

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ザッケローニ監督【写真:工藤明日香】

 東アジアカップの日程は変則的になっている。開催国・韓国の開幕戦と最終戦を注目の集まる日曜日に行うためだと思うが、それによって日本は割を食った感が強い。

 日本の場合初戦の中国戦は21日に行われ、そこから中3日空いて24日のオーストラリア戦。そこから最終戦の韓国戦までは中2日。ちなみに、前日に行われた女子の日韓戦は韓国の中2日に対して、日本は中1日(!)だった。こんな日程は本来であればあり得ない話だ。

 監督や選手たちは「日程は言い訳にならない」というが、コンディションによるプレーレベルの低下や、メンバーが変わることによる影響は無視できない。なでしこジャパンは第2戦からスタメンを大幅に入れ替えざるを得なかったことが敗戦の要因だろう。

 その点、ザッケローニ監督はオーストラリア戦でスタメン11人を総入れ替えしており、中国戦に先発したメンバーがスタメンとして出るのであれば、極端にコンディションが悪くないだろう。となれば、中国戦のメンバーをベースにしたスタメンを送り出すのは理に適っている。

 韓国戦でザッケローニ監督に求められるのは、試合の流れを読んで先手を打つ采配である。中国戦、オーストラリア戦では試合終盤に相手に押し込まれて、失点を喫している。オーストラリア戦での1失点目を除けば、それ以外の4失点はすべて後半だ。

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