東アジア杯優勝のザックジャパン。海外組が見習うべき、韓国戦勝利の要因【どこよりも早い日本代表採点】

東アジア杯の3戦目、韓国戦。日本代表は柿谷曜一朗の2ゴールで、2-1で勝利を収めた。これでザックジャパンは勝ち点7となり、東アジア杯で優勝を飾った。

2013年07月28日(Sun)23時23分配信

text by 植田路生
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苦しい試合だったが、柿谷の2ゴールで勝利

 東アジア杯の第3戦目、韓国戦。日本はオーストラリア戦から先発11人を入れ替えて臨んだ。つまり、初戦の中国戦とまったく同じメンバーである。2試合を見て、新たな連携を試すのではなく、ザッケローニ監督は初めに軸と考えたメンバーで勝ちにいった。

 試合の流れを掴んだのは韓国。ホームの声援に後押しされるように積極的に前からプレスを仕掛け、日本にボールをつながせなかった。ボールを奪ってからは縦へとシンプルにボールを運び、多くのチャンスをつる。

 だが、先制したのは日本。自陣でボールを奪うと青山が素早くロングフィード。フリーになっていた柿谷がラインをよく見て飛び出し、GKとの一対一を制して先制した。やや押し込まれる展開だったが、1トップの柿谷を活かした形で得点を奪った。

 対する韓国は攻撃には精度がなかった。クロスを上げるまでは行くが、単純に蹴っているため変化がない。日本は攻められる時間が長かったが、守りやすかったはずだ。そんな中、唯一変化をつけたのが韓国の同点シーン。

 サイドから崩してもいい場面で、中央にクサビを入れるとそれを素早く切り返した。ボールウォッチャーになってしまった日本の守り方には大いに問題はあるが、フリーになったユン・イルロクにミドルシュートを決められた。

 前半は1-1で終了。後半も試合展開は変わらない。むしろ柿谷が孤立したことで起点がつくれず、前線に運んでは跳ね返され、日本にとって苦しい時間が続いた。だが、それでもしっかりと守ったことで後半ロスタイムにチャンスが生まれる。

 原口が巧みなトラップで抜け出すと、守備の人数が足りない韓国守備陣を切り裂き、そのままシュート。ボールはGKに弾かれるが、詰めていた柿谷が左足で流し込んだ。結局、試合はそのまま終了。韓国とのアウェイ決戦を制し、東アジア杯初優勝を果たした。

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