今明かされる、かつてガーナ代表対日本代表との試合で行われた八百長

10日、日本代表はガーナ代表と対戦する。『欧州サッカー批評08』の中で「サッカーにおける八百長」について寄稿したデクラン・ヒル氏は過去に日本対ガーナで八百長があったことを指摘する。一体どのような状況だったのか?

2013年09月09日(Mon)17時21分配信

text by 植田路生
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ガーナ主将アッピアーの証言

 10日、ガーナとの試合を控える日本代表。実は過去にあったガーナ代表と日本代表との試合で八百長が行われていた。

 指摘したのはデクラン・ヒル氏。ベストセラーとなった著書『黒いワールドカップ』(講談社)で世界に蔓延するサッカー界の八百長問題を丹念に調べまとめ上げたジャーナリストだ。

 ヒル氏は『欧州サッカー批評08』で再び筆をとり、八百長の最新事情を寄稿した。その中にあったのが、日本代表の試合で行われてしまった八百長だ。

 問題の試合は2004年アテネ五輪でのもの。アジア予選を勝ち抜き、本大会へ出場していた日本はグループリーグで勝ち点3しか得られず、決勝トーナメントに進出出来ずに大会を去っている。同組にいたのがガーナだった。

 ヒル氏によれば、このときのガーナ代表主将のアッピアーは大会中に金銭を八百長フィクサーから受け取ったと認め、また日本戦でもガーナの関係者が八百長をしたと証言しているという。

 アテネ五輪の状況を整理しよう。日本が入ったのはグループB、同組にいたのは件のガーナとイタリア、パラグアイ。第2節を終え、1位はイタリア(勝ち点4)、2位はガーナ(勝ち点4)、3位はパラグアイ(勝ち点3)、4位は日本(勝ち点0)だった。

 4チーム中2チームが決勝トーナメントに進出でき、グループBは日本を除く3チームが次のラウンドへの進出する可能性があった。

 迎えた最終節。試合はパラグアイ対イタリア、日本対ガーナの2つ。パラグアイはイタリアを1-0で下し、1位での決勝進出を決めた。そして、問題の日本対ガーナは1-0で日本が勝利し、ガーナは勝ち点4のまま。総得点でイタリアを上回れず、3位に転落した。

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