行政頼らぬ成功例が日本サッカー界を変える可能性も。ガンバはなぜ自前で専用スタジアムを建設出来るのか?

ガンバ大阪が計画を進めているサッカー専用スタジアムの建設が大詰めを迎えている。このスタジアムは行政に頼らずに、民間の力のみで建てられる。日本はまだ専用スタジアムが少ない現状がある。ガンバの成功例が日本サッカーを変えるかもしれない。

2013年09月13日(金)12時03分配信

text by 鈴木康浩
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募金額が満たなくとも4万人収容は可能

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©スタジアム建設募金団体

 自分たちのスタジアムは自分たちでつくる――。そんなキャッチフレーズの下、日本初となる寄附金によるサッカー専用スタジアム建設が急ピッチで進んでいる。

 寄附金総額140億円を集めれば、4万人収容のサッカー専用スタジアムが大阪万博記念公園内に建つ。2012年3月から募金を開始し、9月上旬現在、法人から80億円弱、個人から約2億円、totoの助成金で30億円、計約110億円を確保した。

『サッカー批評issue64』のインタビューに応じたガンバ大阪の野呂輝久社長は「たとえ140億円集まらなくても4万人収容になることは変わりません。4万人の箱自体は110億円あればできるし、110億円はもう確保していますから」と、現時点での進捗に手応えを口にする。

 募金が目標額に満たない場合は、アストロビジョンなどスタジアム内の付帯設備が削減されて建設される予定だという。

 今季からガンバ大阪の選手たちも募金活動に参加すると個人の募金が加速し、今夏ついに2億円を突破した。ガンバ大阪が今季J1へ復帰できるか否かも今後の募金活動の動向に大きな影響を与えそうだ。

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