もはや代名詞的存在となった積極的な攻撃姿勢。インテルでの長友の計り知れない貢献度とは?

14日のユベントス戦。1-1のドローだったが、インテルの流れをつくったのが長友佑都だった。積極的姿勢がリズムを生み出し、またマッツァーリ監督の戦術にとって貴重な駒となっている。その計り知れない貢献度を分析する。

2013年09月16日(Mon)9時38分配信

text by 神尾光臣 photo Ryota Harada
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過密日程もスタメンの座を守った長友

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長友佑都【写真:原田亮太】

 羽田空港の再国際化は、日本代表”欧州組”のロジスティックにも小さくない影響を与えていた。

 10日のガーナ戦を終えた長友は、「なるべく一番早い方法で戻って来るように」というマッツァーリ監督の指示に従い、即座に空港に向かって深夜発の欧州便で出発。これだと、パリやフランクフルトでの乗り換えを経ても、翌日午後ピネティーナで行われる練習に間に合ってしまうのだ。

 ユベントスがCLを戦うため試合が土曜日開催となり、時間はない。しかし水曜日に戻って調整に当てられたので、木曜日、金曜日の練習にはフルで参加する事が出来た。その甲斐あってユベントス戦では無事にスタメンの座を守り、特に前半は積極的に飛び出して攻めた。

 早速前半12分には初のビッグチャンスを作った。右CKに対しファーで構え、こぼれてきたボールを左足でボレー。イタリア代表GKブッフォンに弾き出されるが、枠を捉えた一撃だった。その後も20分に20m強のミドルを放てば、33分にはドリブルからゴールエリアの中へ切り込みを図った。

 さらに37分には、右に流れたパラシオが速いクロスを放ち、これに反応して外から中へと突っ込んで来る。相手DFに直前でカバーされたが、すっかり得意の動きとなった感がある。

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