【緊急対談】2ステージ制から考える。今論ずべきJリーグの問題点とは?(その3)

Jリーグが2ステージ制への移行を発表し、さまざまな議論を呼んでいる。サポーターからは多く2ステージ制への反対意見が聞かれているが、一体何が問題なのか? そして大会方式変更の前に論ずべきこととは何か? ジャーナリストの宇都宮徹壱氏が発行するメールマガジンに掲載された氏と徹マガ編集部・澤山大輔氏による対談をお届けする。

2013年10月04日(Fri)19時17分配信

text by 澤山大輔 photo Asuka Kudo / Football Channel
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「Jリーグ、なんか楽しいぞ!」の創出を

宇都宮 Jリーグの露出に関してですが、中西さんもインタビューで何度も言っていたし、さっきの17日の会見でも盛んに言及していましたけれど、正直いってスポーツに関係のない一般メディアがどれだけJリーグが話題にしているかというと、非常に限定的であると言わざるを得ないですよね。最近、一般のニュースや周囲の会話でJリーグが話題になったことって、ありました?

澤山 あまりないですよね。だから、今後とも作っていかなきゃいけないですよね、「こやのん」的なやつを。その心は、つまり「Jリーグ、なんか楽しいぞ!」です。サッカーにもJリーグにも興味がなかった層を引っ張ってくるには、「なんか楽しい」が絶対に必要。今、Jリーグサポーターはみんな食いついていますけど、これが他のサッカーに興味ないクラスタにどれだけ届くか。たとえ届かなくても、二の矢三の矢をどんどん打っていかないといけない。

宇都宮 余談だけど「こやのん」は個人的にはあんまりかわいいとは思わないんですが(笑)、「こやのん」戦略はすごく興味ありますね。然るべきときに話を聞きたいね。

澤山 小谷野さんグッズについては、他にもいろいろ展開あるみたいですねえ。この話を聞いたときに「このクラブは大丈夫だ」と思いました。これですよ、笑われる勇気を持つところ、自分たちが道化になれるみたいな。

宇都宮 大東さんにそれを求めるのは厳しいかな。

澤山 厳しい気がしますね。そんな人じゃ全然ないですよね、多分。ただ、別にチェアマンが身体を張らなくてもいいんですが(笑)「Jリーグ楽しい!」っていう理屈じゃない面白さを創出するには、こういうユーモアのセンスと、自分が道化になれるってことがホントに重要だと思っていて。

 今twitterを見てたら、どうも「こやのん」グッズに対してJリーグの事務局がリアクションをして、「ももクロと提携したらどうですか」みたいなことを言ったそうですね(参照)。

宇都宮 えっ! Jリーグが?

澤山 ももクロとコラボしてくださいみたいな。そういうセンスあるなら……。

宇都宮 まず自分たちに活かせって!

澤山 例えばそういうことですよね。今まで、ももクロとコラボの可能性なんて皆無だったJリーグに、そういう可能性がちょっと生まれるわけですよ。

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