守護神・川島が見た代表の不調「目先の結果にこだわる時期ではない。自分たちのキャパを広げたい」

10月の連戦で連敗。内容も芳しくなく、ザックジャパンは不調だと言っていい。ゴールマウスからチームを見守る川島永嗣は何を思うのか。本人は課題の改善を口にしながらも自信を失っていない。

2013年10月20日(日)13時54分配信

text by 元川悦子 photo Kazhito Yamada / Kaz Photography , Kenzaburo Matsuoka
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「試合内容についてはポジティブな部分はあった」

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セルビア戦では2失点を喫した【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 日本代表守護神・川島永嗣(リエージュ)にとって今回の10月2連戦は不完全燃焼感の強いシリーズになったことだろう。11日のセルビア戦は流れの中からの攻撃では大きく崩されることなく、いいリズムで守れていたにもかかわらず、FKからの流れとカウンターで2失点。

 15日のベラルーシ戦も一瞬のスキを突かれてディゴレフに目の覚めるようなミドルシュートを浴びた。2試合3失点、しかも2連敗というのは、チームリーダーの1人である彼にとっても痛恨の結果に他ならない。

「アウェーで2試合やった中で結果も出ていませんし、内容含めて応援している人たちに申し訳ない気持ちでいっぱいです」と川島はベラルーシ戦後、こう言って頭を垂れた。

 セルビア戦については、相手の決定力が日本より勝っていた印象だった。それについては川島自身も認めている。

「あれくらいのレベルになればもう決めるところは確実に決めてくる。そういうところで自分たち自身も決めきらなきゃいけないとは思います。ただ、相手のチャンスを僕ら自身がしのげるところができれば、今回のアウェー戦も最低、引き分けに持っていく戦いができた。

 そういうふうにしなきゃいけなかった。ワールドカップに向けて自分たちの戦い方を詰めながら、結果の部分にはこだわなければならないと思いますね。

 ただ、試合内容についてはポジティブな部分はあったし、ブレずにやっていくことがすごい大事だと思います。結果だけ見れば、もちろん悲観的になるのも仕方ない部分はありますけど、今まで培ってきた自信は絶対に失っちゃいけない。守備もチーム全体としての意識は最近の試合よりはよくなっていますから」と彼は前向きにコメントした。

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