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バレンシア、ジュキッチ古巣バジャドリーとドロー

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セビージャは1年2カ月ぶりにアウェーで勝利
セビージャは1年2カ月ぶりにアウェーで勝利【写真:goal.com】

10日のリーガエスパニョーラ第13節、メスタージャでのバレンシア対バジャドリーは2-2のドローで終了した。メスタージャで3試合勝利なしのバレンシアは9位、バジャドリーは15位に位置している。

ジュキッチ監督の古巣であるバジャドリーを、メスタージャに迎えたバレンシア。立ち上がり4分にはバラガンがGKマリーニョに倒されてPKを獲得するものの、バネガがシュートをふかし先制ならず。そして9分、アルカトラスのクロスからハビ・ゲラにヘディングシュートを決められ、ビハインドを負った。

バレンシアはその後ボールを保持して攻め込むも、これまでの試合と同様、プレーの流動性を欠き続ける。それでも29分、パボンの放ったグラウンダーのミドルがルエダに当たり、そのまま枠内へ。スコアをタイに戻して、試合を折り返す。

後半、ジュキッチ監督は負傷したバネガをカナレスに代えて攻勢を仕掛ける。しかし、再びリードを奪ったのはバジャドリー。50分、ショートカウンターからアルカトラスがボックス右に侵入し、GKグアイタの守るゴールを破った。

焦りを募らせるジュキッチ監督は、パコ・アルカセル、ピアッティを下げてエルデル・ポスティガ、フェグリを投入。すると76分、カウンターからそのフェグリが、再び同点とするゴールを記録。アルジェリア代表FWは左サイドを突破したカナレスの折り返しに反応し、左足でボールを流し込んだ。

同点として、さらに勢いを強めるバレンシア。だがバジャドリーの守備は堅く、逆にカウンターから失点の危機を迎えてグアイタの好守で失点を回避する状況が続いた。結局、スコアは動かずに終了のホイッスルが吹かれ、不満を募らせるメスタージャの観衆から再度ブーイングを浴びている。

また、コルネジャ=エル・プラットでのエスパニョール対セビージャは3-1でセビージャが勝利した。3分にファツィオ、9分にビトロと序盤に2点のリードを得たセビージャ。23分にはセルヒオ・ガルシアに1点を返されたが、58分にバッカが加点して勝負を決めた。

1年2カ月ぶりにアウェーで勝利を取り戻したセビージャは11位に浮上。12位に後退したエスパニョールは、ここ4試合の成績が1分け3敗と急激に調子を落としている。

Goal.com

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