イタリアサッカー連盟のデメトリオ・アルベルティーニ副会長は、古巣ミランで監督交代は起きないと見ている。また、自身のミランの復帰を否定した。

セリエAで１１位と深刻な不振に陥っているミラン。マッシミリアーノ・アッレグリ監督の進退が騒がれ、アドリアーノ・ガッリアーニCEOの去就も取りざたされているが、アルベルティーニ氏はイタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。

「途中で監督交代はないと思う。いつも補強や監督のことが騒がれるが、勝つにしても負けるにしても、さまざまな付加的要因があるものなんだ。私はミランに２０年いた。２番目の家族だ。だが、未来の戦略については知らない」

「（アンドリー・）シェフチェンコや私、（パオロ・）マルディーニの名前が出てくるのは、普通のことだろう。でも、今はメディアが報じているだけでしかないよ。私はワールドカップや連盟でのことだけに集中している」

アルベルティーニ氏は次のように続け、ガッリアーニCEOの重要性も強調している。

「彼が最も優れたディレクターであることは、数字が示しているだろう。（シルヴィオ・）ベルルスコーニ会長と獲得したトロフィーだけで評価してはいけない。ほかの側面も見なければいけないよ。彼は素晴らしい愛情と責任感でクラブを運営してきたんだ」