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アンチェロッティ、疲労と負傷の影響を懸念

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アルメリア戦を5人が欠場
アルメリア戦を5人が欠場【写真:goal.com】

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、国内リーグの再開に向けて、負傷者の影響などでチームの状態が万全ではないことを認めている。

23日にはリーガエスパニョーラ第14節のアルメリア戦を迎えるマドリーだが、離脱する選手も相次いでいる。スペイン『マルカ』が会見での指揮官のコメントを伝えた。

「チームのフィジカルの状態は良いものではない。明日の試合に出場できない選手が何人もいるからだ。(アンヘル・)ディ・マリア、(サミ・)ケディラ、マルセロ、(ラファエル・)ヴァラン、(ファビオ・)コエントラン。5人が欠場だ」

各国の代表チームに招集されていた選手たちは、疲労や負傷の不安がぬぐい去れない。

「選手たちのメンタルは良い状態だ。全員が明日の試合に集中できている。全員がワールドカップの出場権を獲得し、満足して戻ってきた。心理面では良い状態だが、問題は力の回復と、そして何より負傷という点にある。バルセロナも同じ問題を抱えていると思う」

「最近の数試合は良い戦いができていた。明日もそれと同じでなければいけない。代表戦による中断後の試合はいつも難しいものだが、明日もそうなるだろう。アルメリアは良い戦いをしているチームだからだ。彼らは3連勝中でこの試合を迎えている」

FIFAバロンドール受賞に向けた予想や憶測も過熱する中、アンチェロッティ監督は改めてFWクリスティアーノ・ロナウドを世界最高の選手だと称賛している。

「彼の近くにいる者たちは、今の彼が世界最高の選手だと分かっている。彼のように活躍をしている選手がいてくれるのは、誰にとっても非常に大きなことだ」

「休養? コパ・デル・レイで出場停止なので休めるだろう。数日の休暇を与える予定だ。少し疲れている選手がいれば、回復の余裕を与えたいと思う。だが、今の彼は疲れてはいない。元気な状態に見える」

Goal.com

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