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モイーズ、1月の補強に慎重姿勢

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長期的戦略に基づく補強を主張
長期的戦略に基づく補強を主張【写真:goal.com】

マンチェスター・ユナイテッドのデイビッド・モイーズ監督は、冬の移籍市場での補強によって劇的にチームを強化することはできないと主張している。

シーズン序盤戦に苦戦を強いられたユナイテッドは、タイトル防衛に向けた追い上げのため1月に大型補強を行う可能性もあると見られていた。だがモイーズ監督は、長期的な戦略に基づいた補強こそがクラブの方針だと語る。『ESPN』が指揮官のコメントを伝えた。

「このクラブはいつも長期的に考えている。私が考えているのも、これから4年間や5年間にわたって、チャンピオンズリーグとプレミアリーグの上位で戦っていくようなチームを作るにはどうすればいいか、ということだ」

「継続的なチーム作りの過程でなければならない。一度の移籍市場ですべてを変えてしまうことはできない。2度、3度、4度の移籍市場が必要かもしれない。1月になればすべてのことが治って、どんな問題も解決されるように考えるのは間違っている」

必ずしも1月に補強を行わないわけではないが、闇雲にビッグネームを獲得するような形にはならないと監督は考えているようだ。

「1月にまったく選手を獲得しないと言っているわけではない。チャンスがあれば補強を試みるだろう。だが、適切な基準に沿った補強であるべきだ。そうでなければ夏まで待って、そこで選手を獲得できるかどうか考えるべきだ」

Goal.com

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