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アッレグリ:「今はうまくいかない時期」

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不振止まらないミラン
不振止まらないミラン【写真:goal.com】

ミランは23日、セリエA第13節でジェノアと対戦し、ホームで1-1と引き分けた。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は落胆を表しつつも、挽回に向けて気を落としてはいけないと話している。

MFカカーのゴールで先制したものの、PKで追いつかれたミランは、FWマリオ・バロテッリが勝ち越しのPKを失敗。退場者を出して10人となったジェノアに守られ、追加点を奪えず、勝ち点1を得るにとどまった。ミランは公式戦7試合で白星なし。1カ月以上、勝利から遠ざかっている。

アッレグリ監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように語った。

「今日はたくさんのチャンスをつくったと思う。もっとゴール前で正確にやらなければいけない。今はうまくいかない時期なんだ。今日は簡単な試合ではなかったが、相手に退場者が出る前も、出てからも、我々は良いプレーをした。1カ月以上勝てていないことへの悔しさはある。だが、気を落とさずに、ミスしたことを考えなければいけない」

「守備ではほとんどピンチがなかった。チャンピオンズリーグに向けて自信を持たなければいけない。勝ち点がこの状況なら、我々が違う順位に立つのにふさわしいだけのことをしなかったということだ。今日は最後まで信じたが、うまくいかなかった。傷口をふさいで、再出発しよう。セルティック戦も難しい試合になるはずだからね」

PKを失敗したバロテッリについては、次のように話している。

「そういうこともある。PKは失敗もあるんだ。以前はよく決めていた。だが、彼は落ち着かなければいけない。気を落としてはいけないんだ。ミスもあり得ることなんだよ。(ジェノアGKマッティア・)ペリンが素晴らしかったことも言っておくべきだ。我々のミスも多かったがね。今は困難な時期であり、我々は解決策を見つけなければいけない」

「我々には順位を上げ、CLでうまくやり、コッパ・イタリアでも見事にやるための時間があると思う。秩序がなければ、良いプレーはできていなかったはずだ。今は良い時期ではないが、パフォーマンスはできていた」

Goal.com

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