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今季初の無得点 ローマ3連続ドローで首位陥落

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カリアリからゴール奪えず 
カリアリからゴール奪えず 【写真:goal.com】

25日に行われたセリエA第13節、ローマ対カリアリの一戦は、1ー1の引き分けに終わった。

前日の試合でユヴェントスが勝利して、暫定的に首位の座を譲っているローマは、ジェルビーニョが復帰。先発に名を連ねると、開始4分でいきなりチャンスを迎えた。

立ち上がりから試合の主導権を握ったのはローマ。14分にフロレンツィがCKのこぼれ球を狙うがバーの上に外れた。19分にはペナルティーエリアに入るか入らないかの微妙なところでジェルビーニョが倒されるが、主審はローマのアドバンテージを見てプレー続行。PKが欲しかったローマファンからはブーイングが起きた。

33分、カリアリはイバルボが左サイドからのクロスにヘディングで合わせるが、ここはデ・サンクティスの好守に遭う。

その後はローマの決定機が続いたが、結局スコアは動かず前半が終わった。

後半も同じ展開。ローマとしては、前半のうちにGKアブラモフを勢いに乗せてしまったことが誤算だった。カリアリ守備陣も守護神の好守もあってうまく守ることが多くなり、ローマの攻撃を跳ね返し続ける。

ローマは72分、ガルシア監督が抗議で退席になると、終盤にはベナティアが負傷で交代。それでも押し込み続けて終了間際に決定機を迎えたが、それでもスコアは動かず、試合は0ー0のまま終了した。

3試合連続引き分けのローマは、2位に転落した。

Goal.com

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