クラブの生死を懸けた入れ替え戦。カマタマーレ讃岐が絶対にJ2昇格しなければならない理由

2013年11月30日(Sat)16時22分配信

text by 寺下友徳 photo Tasuku Taki
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財政面での苦戦

『J3』開幕前夜。準加盟クラブ、AC長野パルセイロの戦い
財政面で苦戦の続く長野【写真:多岐太宿】

 2011年は18チーム中11位・2012年は17チーム中4位。今季も前期終了時点でJ2自動昇格となる首位を走りながら、最終的にはAC長野パルセイロの後塵を排し2位に終わったJFL成績もさることながら、最も苦心したのはやはり資金面であった。

 2011年は成績面で土俵に乗れず。2012年には7月に一度はJ2ライセンスを申請しながら、9月18日に申請取り下げ。当時の9月27日付・四国新聞記事によれば、その理由は住谷幸伸社長(当時)がJリーグからライセンス取得に必要な条件として申請時に触れた「1億円程度の増資」が達成できる見込みがなかったからとされている。

 そして今年は、5月に取締役会長の熊野實氏が2年4ヶ月ぶりに社長職へ復帰し、2012年度決算で7,360万の債務超過を解消すべく8月31日には第一次増資を実施。香川県・高松市から計3,000万円、11事業所から計3,800万円。

 併せて6,800万円を投入し、さらに第二次増資3,200万円で債務超過と単年度黒字の両面を達成すべく、さらに香川県から2,000万円、高松市・丸亀市から各1,000万円を資金投入。加えて支援持ち株会からの出資。さらに「J2昇格支援スポンサー」と銘打った支援金で目標達成を図った。

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