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バレンシア、ジョナスのハットでオサスナに勝利

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セビージャも勝ち点3獲得、ベティスはラージョとドロー
セビージャも勝ち点3獲得、ベティスはラージョとドロー【写真:goal.com】

1日のリーガエスパニョーラ第15節、バレンシアは本拠地メスタージャでのオサスナ戦を3-0で制した。3試合ぶりの勝利を収めたバレンシアは9位に浮上。オサスナは16位に順位を落としている。

今季リーガのメスタージャでの成績が4勝1分け4敗、加えて昇格組の3チームに敗戦するなど、本拠地でつまずいているバレンシア。しかしこの試合では、メスタージャでの過去9戦の成績が8勝1分けと、抜群に相性の良いオサスナを迎えた。

バレンシアは立ち上がりから、パレホを起点としたサイド攻撃でオサスナを押し込んでいく。そして16分、足裏を見せたタックルでパレホを倒したプニャルが退場となり、数的優位に立った。これで一方的にペースを握ると、34分にカナレスの放ったミドルがアリバスに当たってコースが変わり、クロスバーを直撃。こぼれ球にフェグリが詰めたが、これは惜しくも枠の左に外れた。

その後もサイドから攻撃を仕掛けるバレンシアは、前半終了間際の45分に先制点を獲得。フェグリが右サイドのバラガンにダイレクトでパスを通し、その折り返しからジョナスがネットを揺らした。試合は1-0で折り返す。

後半も主導権を握り続けるバレンシアは、ジョナスがさらなる活躍を披露。ブラジル出身FWはまず48分、フェグリのクロスから豪快なボレーシュートを叩き込み、55分には再度バラガンのお膳立てからGKアンドレス・フェルナンデスを破り、ハットトリックを達成した。ジュキッチ監督はその後、バネガ、エルデル・ポスティガ、フェデを投入。攻撃の手を緩めることなく、試合終了までを過ごしている。

そのほか、ヌエボ・ロス・カルメネスでのグラナダ対セビージャのダービーは2-1でセビージャが勝利。23分にバッカが先制弾を決めたエメリ監督のチームは、61分にブライミに1点を返されるものの、87分にガメイロが決勝点を記録した。セビージャダービーに続く勝利を挙げたセビージャは8位に順位を上げ、連敗のグラナダは12位に後退している。

ベニト・ビジャマリンでのベティス対ラージョ・バジェカーノは2-2で終了した。ベティスは26分にアマジャのゴールで先制するも、51分にアルベルト・ブエノにスコアをタイに戻される。79分にはベルドゥのゴールで再度勝ち越したが、アディショナルタイムにまたもA・ブエノにシュートを決められ、結局勝ち点1を分け合った。第7節から勝利なしのベティスは最下位、ラージョは17位に位置している。

Goal.com

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