チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、選手たちにビッグクラブで勝利を求められることによって生じる重圧とうまく付き合うことを望んでいる。

今夏、レアル・マドリーを退団してチェルシーに復帰したモウリーニョ監督。しかし、プレミアリーグ序盤戦では苦戦を強いられ、第１３節でサウサンプトンを３－１と下してようやく２位に浮上した。

モウリーニョ監督は、優勝争いを演じるためにはメンタルの強さが必要になると説いている。

「この仕事には簡単ではない側面がある。そのひとつが、タイトル争いに付随するプレッシャーを自然に受け止めることだ。選手たちは、そのプレッシャーをポジティブに受け入れなければいけない」

ポルトガル人指揮官は、若手とベテランが混じる現在のチェルシーで、一人一人に責任を負うことを要求している。

「チェルシーには、過去にもタイトルを獲得した選手はもちろんいる。しかし、一定期間獲得し続けていたわけではない。勝利から離れれば、忘れてしまうものだ」

「そのほかに、これまでタイトル争いに慣れていなかった選手もいる。彼らは以前なら大きな責任についてではなく、一日一日を考えるだけでよかった。リーグを代表するようなチームに生じるプレッシャーと共存することを学ばなければいけない」