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マドリーがコペンハーゲンに勝利、CR7はGS得点記録を更新

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5勝1分けでGSを終える
5勝1分けでGSを終える【写真:goal.com】

10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループB最終節、コペンハーゲン対レアル・マドリーの一戦は2-0でマドリーが勝利した。

クリスティアーノ・ロナウドが17日ぶりに戦列に復帰し、今季に44得点を記録するベンゼマ、ベイル、CR7の“BBC”トリオが復活したマドリー。首位通過が確定している状況もあってインテンシティーこそ高くないものの、シャビ・アロンソ&モドリッチの2ボランチを起点とした展開でコペンハーゲン陣地に攻め込んでいく。

マドリーがこの試合初の決定機を迎えたのは15分。アルベロアのクロスにベイルが頭で合わせたが、これは枠を逸れた。また21分にはマルセロの折り返しにベンゼマが右足で合わせるも、GKビラントがセーブ。その2分後にはペナルティーエリア手前左のFKからC・ロナウドが直接狙ったが、これも枠外へ飛んだ。

そして24分、“BBC”が攻め切れずにいる牙城をモドリッチの今季初得点が切り崩した。イスコの折り返しをペナルティーエリア手前右で受けたクロアチア代表MFは、一度切り返してクラウデミルのマークを外し、右足のミドルシュートを枠の右に突き刺した。

先制したマドリーは39分、CKからデレイニーにネットを揺らされるも、手を使ってボールを押し込んだとしてブライヒ主審は得点を認めず。マドリーがリードを維持して前半を終える。

後半も攻勢に出るマドリーは、48分にC・ロナウドが加点。マルセロのフィードをペナルティーエリア内右のペペが頭で折り返し、それに反応したCR7がボールを押し込んだ。ポルトガル代表FWは今季のCL得点数を9に伸ばし、ファン・ニステルローイ氏(マンチェスター・ユナイテッド、2004-05シーズン)、クレスポ氏(インテル、2002-3シーズン)、インザーギ氏(ミラン、2002-03シーズン)が保持していたグループステージでの得点記録を1得点上回っている。

アンチェロッティ監督は67分、イスコに代えてディ・マリアを投入。アルゼンチン代表MFをそのままトップ下に据えて、変わらずにボールを保持する。75分にはペナルティーエリア内でボールを受けたC・ロナウドが反転してシュートを打ったが、これはポストに直撃した。

77分、アンチェロッティ監督はシャビ・アロンソとの交代でイジャラメンディをピッチに立たせる。また80分にはレマーに激しいタックルを浴びせられたモドリッチが負傷。代わりにカセミロが入った。

その後マドリーは、執念の攻撃を見せるコペンハーゲンをいなしながら、小気味よくカウンターを仕掛ける。88分にはペナルティーエリア内に侵入したC・ロナウドが後ろからデレイニーに倒されPKを獲得。だがCR7のシュートはコースが甘くビラントに弾かれた。また92分にはペナルティーエリア内でフリーとなっていたベイルがクロスに反応するも、シュートに持ち込めず。決定機をふいにし続けながら、2-0で終了を迎えている。

1位通過が確定しているマドリーは5勝1分けという盤石な成績でグループステージを終えた。一方コペンハーゲンは最下位でグループステージを終えている。

Goal.com

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