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モイーズ:「獲得するのは長期間プレーする選手」

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冬の移籍市場の展望を語る
冬の移籍市場の展望を語る【写真:goal.com】

マンチェスター・ユナイテッドのデイビッド・モイーズ監督は、今年の夏の移籍市場で大物選手の獲得をあと一歩で逃していたことを認めつつ、今後の補強についての展望を述べている。

この夏にはバルセロナからバイエルン・ミュンヘンへ移籍したMFチアゴやバルセロナMFセスク・ファブレガス、アスレチック・ビルバオMFアンデル・エレーラ、エヴァートンDFレイトン・ベインズなどの獲得が噂されながらも、エヴァートンからMFマルアン・フェライニを獲得したのが唯一の即戦力補強となったユナイテッド。モイーズ監督は夏の移籍市場を振り返り、次のように語った。

「我々には資金があり、クラブはそれを使うだろう。そのことに疑いはない。(夏には)2件ほどの非常に大きな補強に迫っていたが、最終的には獲得できなかった。選手たちは別のクラブを選んだり、別の場所に残る決断をしたりした」

夏に獲得目前に迫りながら逃した選手に対し、冬の移籍市場でもう一度獲得を試みる可能性は否定している。

「その特定の選手ではない。たとえ来年の夏だとしても、それが実現したとすれば非常に驚くべきことだろう」

1月に補強を行うとすれば、短期的に戦力を向上させる選手よりも、長期的な未来を見据えた補強になるという姿勢は変えていない。

「私が欲しいのは次の6カ月間だけプレーするような選手ではない。今後6年や7年プレーしてくれるような選手を獲得できるのなら、すぐにでも連れてきたいと思う」

「だが(獲得を狙う選手の)多くはチャンピオンズリーグを戦っているようなクラブや、選手を売ることを望まないようなクラブにいるかもしれない。そういったチームは現時点でリーグの良い順位にいるからだ」

Goal.com

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