ミランがカリアリMFラジャ・ナインゴランに関心を抱いているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは１８日、前線や守備陣の余剰戦力を放出し、中盤の強化に動くことをほのめかした。同CEOは、「さらなる支出なしで」中盤の選手を獲得したいとの意向を示唆している。

『ガゼッタ』によると、ガッリアーニCEOはレンタルでの獲得を望んでいる模様。カリアリ時代に短期間ながらナインゴランを指導したマッシミリアーノ・アッレグリ監督にも、移籍を説得するように伝えているという。

ナインゴランには以前からユヴェントスが関心を寄せているが、『ガゼッタ』はチャンピオンズリーグ（CL）敗退により、１月の獲得は難しいとの見解を伝えている。

一方のミランは、CLで決勝トーナメントに進出。ベルギー代表としてブラジル・ワールドカップに出場することを目標とするナインゴランが、国際経験を必要としていることも、ミランにとって後押しになるとの見方があるようだ。

インドネシアにもルーツを持つナインゴランには、以前からエリック・トヒル会長が就任したインテルも興味を示している。トリノDFダニーロ・ダンブロージオの獲得を争っていると言われるミランとインテルだが、ナインゴラン争奪戦でもミラノダービーが繰り広げられるかもしれない。