ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は２１日の会見で、MF本田圭佑の加入がチームにとって良い補強だと語った。また、レンタル移籍が濃厚と言われるFWエムバイェ・ニアンにも触れている。

２３日にインテルとのミラノダービーに臨むアッレグリ監督は、試合前日会見で１月のマーケットにも触れた。クラブの公式ウェブサイトが同監督のコメントを伝えている。

「マーケットについて考えるのはクラブだ。（アディル・）ラミと本田の加入は、それぞれ良い補強だよ。だが、（マッティア・）デ・シリオや（ステファン・）エル・シャーラウィがほぼ戦列にいなかったことも忘れてはいけない。１月以降、チームはメンバーがそろい、多くの人を満足させられるだろう。より多くの可能性を持つことができるからだ」

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、ニアンがモンペリエへのレンタル移籍に向かっていると報じた。アッレグリ監督は同選手について、このようにコメントしている。

「彼は１９９４年生まれの選手だ。去年はうまくやった。若手に関しては忍耐が必要だ。去年の彼は怪物とされて、今は無能とされているのだからね。若手は試合に出ることに慣れ、バランスを見出さなければいけない」

「マーケットについてはクラブが考える。今もすでにニアンにとって良い行き先を見つけようと考えているところだ。今の我々は人数が多い。余剰戦力を削らなければならないんだ。GKを含めて２４、２５人にしなければいけない」