カリアリMFラジャ・ナインゴランは、冬の移籍市場でビッグクラブに引き抜かれるのではないかとの憶測に対し、「噂に過ぎない」として移籍を否定している。

インテルやユヴェントス、ミランなどイタリア国内のビッグクラブが獲得を関心を示しているナインゴラン。カリアリのマッシモ・チェッリーノ会長は、スタジアムに問題を抱える状況で選手を引き留めるのは不可能だとして、ナインゴランは「１月どころか１２月に出ていく」と移籍を認める発言をしている。

渦中にあるナインゴラン本人は、自身の去就について慎重な姿勢を崩そうとはしない。２１日に行われたセリエA第１７節ナポリ戦終了後のコメントをイタリアメディアが伝えた。

「僕はここカリアリで満足している。そういうことは噂に過ぎないし、よく確認が必要なことだ。ここでプレーしている限りは全力を尽くし続けるよ。選手のクオリティーはどこでプレーしているかではなく、どうプレーしているかで評価されるべきだ」

３位ナポリを１－１の引き分けに抑えた試合については満足しながらも、判定への不満ものぞかせている。

「監督からは、守備一辺倒にならないように要求されていた。良い試合ができたと思う。僕らはこの道を進んでいくべきだ。この引き分けには満足している」

「ナポリに与えられたPKはかなり疑問だった。（ダヴィデ・）アストーリと（ゴラン・）パンデフの接触だったけど、パンデフはうまくPKを獲得したね」