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リーガ最下位に沈むベティス、メルに続きSD解任

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冬の市場を前にクラブ内でさらなる動き
冬の市場を前にクラブ内でさらなる動き【写真:goal.com】

ベティスは23日、スポーツディレクター職を務めていたセルビア人ブラーダ・ストシッチ氏(48)の解任を発表した。

今季のリーガエスパニョーラで最下位に沈むなど成績不振に陥り、ペペ・メル氏を解任してフアン・カルロス・ガリード監督を招へいしたベティス。しかし多数のベティコ(ファン)は今夏の移籍市場での補強に失敗し、メル氏解任を後押ししたストシッチ氏への不満を露わにしていた。

ベティス首脳陣は、ストシッチ辞任要求が再び起こった21日のリーガ第17節アルメリア戦(0-1)後に、ストシッチ氏の解任を決断。翌日にストシッチ氏とともに会見に出席したミゲル・ギジェン会長は、次のように説明している。

「ベティスの将来を考慮して下した決断だ。ファンがベティスにいるべき人物を選択するわけじゃない。選択の責任を背負うのは首脳陣だ。我々は選手たちを後押しするための環境が必要と理解した。メル解任含め、このような決断を下すのは本当につらいことだ」

一方、現役時代に2年間ベティスに在籍し、2010年からスポーツディレクター職を務めるストシッチ氏は、ベティコスがチームを後押しすることを願っている。

「私にとっては悲しむべき日だが、現在陥っている状況の責任を負わせてもらう。私に向けられた批判が、チームの喝采に変わることを祈っているよ。それこそが、今日のような難しい状況で必要とされることだ」

Goal.com

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