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香川真司 10年前

マンU逆転勝利、指揮官は選手を称賛。ローテーション必須の次節は香川も出場か

アウェーで苦しみながらもハルに逆転勝利したマンチェスター・ユナイテッド。2点差をひっくり返したチームに指揮官は満足している。香川真司はベンチ入りしたものの出番なし。負傷者が続出し、退場者も出た。次節こそ出場するのではないだろうか。

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

ヤヌザイの投入で変わった流れ

マンU逆転勝利、指揮官は選手を称賛。ローテーション必須の次節は香川も出場か
香川はベンチ入りしたが…【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 マンチェスター・ユナイテッドは26日、プレミアリーグ第18節でハル・シティと敵地で対戦し、3-2で逆転勝ちした。ユナイテッドはリーグ戦で今季2度目の3連勝を飾った。香川はベンチ入りしたが出番はなかった。

 ユナイテッドは21日のウェストハム戦に続き、FWにルーニーとウェルベックを置く4-4-2の布陣で臨み、今回は左MFに最近調子を上げてきているヤングを起用。試合前に膝を負傷した中央MFでもジョーンズに代え、潰瘍性大腸炎で長期離脱していたフレッチャーが約13か月ぶりに先発した。

 アウェー戦に浮足立ったユナイテッドは、開始4分に右CKからルーニーが外したマーク、ユナイテッドアカデミー出身選手でもある相手MFチェスターに先制点を許すと、同13分にも自陣ゴール前でDFエバンスのクリアミスから失点した。

 だが前半18分、ユナイテッドは股関節を負傷した右DFラファエウに代えてヤヌザイを投入し、右MFのバレンシアとポジションを入れ替えると状況は好転。

 直後にヤヌザイが右サイドで得たFKをルーニーが蹴り込み、DFスモーリングが頭で合わせて1点を返すと、同26分には、ルーニーが前線中央の狭いスペースでウェルベックとワンツーを交わし、豪快なミドルシュートで同点に戻した。

 そして後半21分、ヤヌザイと左右ポジションを入れ替えたヤングが右サイドからクロスを上げると、ゴール前に飛びこんだルーニーのプレッシャーが効き、チェスターの自殺点を誘って逆転に成功した。

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