ユヴェントスのアントニオ・コンテ監督は、新年を迎えるにあたって、「３冠」を２０１４年の目標に掲げている。

チャンピオンズリーグ（CL）では敗退したユヴェントスだが、グループ３位となったことでヨーロッパリーグ（EL）に回る。一方で、国内ではローマに５ポイント差をつけてセリエA首位で２０１３年を折り返している。

２０１４年の展望やその先の未来について、コンテ監督はイタリア『スカイ・スポーツ』で次のように語った。

「２年間でユヴェントスは大きく成長してきた。これからは国際レベルでも勝つという目標を持つべきだ。（２０１４年の目標は）スクデット、コッパ・イタリア、EL。３つすべての優勝を狙わなければならない。選ぶつもりはない」

「いつの日か私はCLで優勝できるだろう。だが、そんな話をしても意味はない。今のところは無意味なことだ」

イタリアのチームが再び欧州制覇を成し遂げるためには、国全体としての経済成長が欠かせないとコンテ監督は主張する。

「自分たちよりも他者次第だ。バイエルンは昨年すべてを勝ち取ったが、今シーズンも勝ち続けている。彼らはまったくためらうこともなく６０００万ユーロ以上の投資を行った」

「すべては、イタリアが経済面で成長を成し遂げ、私が現役だった頃のような競争力のレベルを取り戻せるかどうかだ。（ユヴェントスが）４年連続で欧州カップの決勝に進んでいたような頃だ」