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モウリーニョ:「今季は4位と優勝にあまり差がない」

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後半戦も上位激戦を予想
後半戦も上位激戦を予想【写真:goal.com】

チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、今季プレミアリーグは今後も上位の混戦が続いていくと予想し、チャンピオンズリーグの出場権を獲得できる4位以内をめぐる争いが非常に激しいものになると後半戦を展望している。

前半戦の19試合を終えた時点で、首位アーセナルと3位チェルシーはわずか2ポイント差。上位8位までが9ポイント差にひしめいており、毎週のように順位が目まぐるしく入れ替わっている。

1日に行われる第20節サウサンプトン戦に向けた会見で、モウリーニョ監督は次のように述べた。

「昨年のこの時期は首位に11か12ポイント離されており、ゲームオーバーだった。今は2ポイント差で、まだ分からない。このまま進み続けていこう」

「今シーズンはトップ4に入ることができればどのチームにとっても大きな結果だと思う。4位以内とチャンピオンの差は大きなものではないようだ。4位以内を狙うことが、どのチームにとっても最初の目標だと思う」

以前からマンチェスター・シティが優勝候補だと言い続けているモウリーニョ監督。プレッシャーをかけるための心理戦ではないかとの見方には反論し、純粋にシティの戦力を称賛している。

「プレッシャーをかけている? そんなことができると思うかい? チームや選手たち、ゴールの数やストライカーの顔ぶれを見てみるといい。(エディン・)ゼコがシティの3番手のストライカーだ。ゼコだよ。(ステファン・)ヨベティッチが4番手だ」

「良いチームであることは彼ら自身も分かっているし、優勝候補だということも分かっていると思う。彼らがプレッシャーを感じるとは思えない」

対照的に、ここまでサミュエル・エトーが3得点、フェルナンド・トーレスが2得点、デンバ・バが1得点とFW陣の得点数が伸びないチェルシーだが、モウリーニョ監督は問題視していないようだ。

「彼らには満足しているよ。いつも言っているように、彼らは毎週ゴールを決めてシーズンに20点、25点、30点を取るようなタイプの選手ではない。彼らは全力を尽くしてくれており、私は満足だ。1月に新たなストライカーを獲得することはない。今いる選手たちを信頼しているので、彼らと一緒に進んでいく」

Goal.com

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