シドニーFCのFWアレッサンドロ・デル・ピエーロは、現役生活への別れについて、まだ決めていないと明かしている。

１１月に３９歳となったデル・ピエーロ。２０１２年からオーストラリアでプレーする同選手は、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで、２０１４年に引退するかと聞かれると、次のように答えた。

「まだ決めていないんだ。はっきりした考えでこういう段階を迎えるかと思っていたけど、まだ決断を下すタイミングではない。シーズン途中の今は決められないんだ。数カ月後にまた話さなければいけない。特に自分の意識次第だろうね。僕の脳とハートはこれから、選ぶために必要な情報を集めていくだろう。情熱？　ずっと同じ、強い情熱があるよ」

また、２００６年のワールドカップ（W杯）でイタリアの優勝に貢献したデル・ピエーロは、今年のブラジルW杯についてこのように述べている。

「僕たちは、誰も（優勝を）夢見ることすらできなかったときに勝つことができた。だったら、どうして信じないんだい？　僕にとってのベスト４は、ブラジル、アルゼンチン、ドイツ、そしてイタリアだ。でも、アウトサイダーになれるチームも挙げておくよ。チリ、フランス、ウルグアイだ」